2026.05.13
私は今、日本の喧騒を遠く離れ、赤道に近い熱気の中に身を置いている。 今回の目的地はインドネシア。未来の「福山ステンレス」を共に創り上げる、実習生たちの面接に向かうためだ。
福山駅から新幹線に乗り、関西国際空港へ。そこから上海を経由し、ジャカルタへ。 総移動距離は膨大だが、今の私に迷いはない。長時間、機内のシートに身を預けていたため、身体の節々が固まったような感覚はあるが、心はかつてないほどに研ぎ澄まされている。
インドネシアを訪れるのは、これで3回目。 少しずつ、この土地の空気やリズムにも慣れてきた自分がいる。もちろん、私一人の力では到底成し遂げられない旅だ。支えてくれる周囲への感謝を忘れてはならない。
ジョジョの劇中で語られる名言が、今の私の心境に深くリンクする。 「行動」をすれば、必ず何らかの「変化」が起きる。それは風が吹けば波が立つように、自然の摂理だ。 しかし、大切なのはそこから先。押し寄せた変化から逃げず、真正面から向き合うこと。そのプロセスを経て初めて、変化は「変革」へと昇華されるのだ。
ステンレス鋳物屋の社長として、またハンドビームのオーナーとして、私は現場に安住することを良しとしない。求人という大きな壁、そして鋳物の価値を伝えるという使命。その答えの一つを求めて、私は国境を越える道を選んだ。
ジャカルタの夜景や、街角で見かけたユーモラスなオブジェ、そして異国の地でも私に活力を与えてくれる一杯のコーヒー。 そのすべてが、私の「覚悟」を補強してくれる。
「大丈夫!動けば必ず成果を掴むことができる。」 私はそう自分に言い聞かせ、また強く信じている。この土地で出会う若い才能たちが、いつか福山の地で、世界基準のステンレス製品を生み出す力強い仲間になってくれることを。
変化を恐れず、むしろ変化を楽しむ。 異国の風に吹かれながら、私の魂は今、「ふるえるぞハート!燃えつきるほどヒート!!」な情熱で燃え上がっている。
さあ、明日は運命の面接だ。 ジャカルタの地で、最高の出会いと「成果」をガッチリと掴み取ってくるとしよう。 福山ステンレスの挑戦に、国境はない。フルスロットルで突き進むぞ!