2026.05.12
5月12日。 今日は、私にとって一つの大きな節目となる一日だった。
振り返れば、今日はよくコーヒーを飲んだ一日だった。 移動の合間、吸い寄せられるようにスターバックスのドライブスルーへ。注文したのは、コールドブリューだ。 正直に言えば、コスパという尺度で測れば決して「安い」買い物ではないことは理解している。だが、そこには金額以上の「価値」がある。
あの緑のロゴが見えた瞬間の安心感、そして一口飲んだ時に広がる雑味のないクリアな味わい。客に「高いけれど、これがいい」と思わせる……これこそが戦略の神髄であり、ブランドの力なのだと痛感させられる。ドライブスルーのマジックにかかったフリをしながら、私はその一杯に心地よく脳を委ねた。
そして本日、4年間にわたり務めてきた「求人・社員教育委員会」の任期が満了した。 ステンレス鋳物屋の社長として、現場の最前線で「求人」と「教育」という、現代経営において最も困難で、かつ最も価値ある課題に向き合ってきた4年間。
活動を終えて口にする一杯は、胃袋だけでなく、駆け抜けた歳月を労ってくれるような深い味がした。 この4年間で得られた成果、そして浮き彫りになった新たな課題。それらすべてが、私自身の、そして福山ステンレスの血肉となっている。学び多き、濃密な時間だった。
「任期満了」という言葉はあるが、経営に、そして教育に「ゴール」など存在しない。 一つの役割が終わったとしても、私は引き続きこの課題に関わり続けていく。立ち止まっている暇はない。私たちは常に、次なるステージへと進んでいかなくてはならないのだ。
ジョジョの劇中で語られる「覚悟」とは、暗闇の中に進むべき道を切り開くこと。 4年間の経験という武器を携え、私はまた明日から、新たな道を切り拓いていく。
ホッと一息ついた後は、またフルスロットルで。 ステンレス鋳物の未来を創り、ハンドビームの可能性を広げる挑戦は、これからも続く。 関わってくださった皆様、4年間本当にありがとうございました。 福山ステンレス、ここからまた新たな伝説を刻んでいくぞ!