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鋳物屋365日ブログ2026 【5月11日】尾道の夜、妖艶な風に吹かれて。10年の絆と甘美な誘惑。

2026.05.11

新しい一週間が始まった5月11日。 日々、ステンレス鋳物の価値を追求し、ハンドビームのオーナーとして現場を指揮する私にも、ふとした瞬間に「休息」のサインが訪れる。

脳への報酬、禁断のアフォガート

 最近、私が密かにハマっているのが、スターバックスの「エスプレッソアフォガート」だ。 身体を絞る、いや「絞ろうとしている」私にとって、これは本来ならば避けるべき禁断の果実かもしれない。しかし、複雑な経営課題と向き合い、疲弊した脳が求めているのは、他でもないこの濃厚な甘みと苦味のコントラストなのだ。 「たまにはいいんじゃないかな?」 自分にそう言い聞かせ、ストローを吸い込む。冷たいバニラと熱いエスプレッソが混ざり合う瞬間、脳内に幸福な衝撃が走る。まさに、身体の節々に力がみなぎる「黄金体験(ゴールド・エクスペリエンス)」だ。

尾道の夜が魅せる、時を止めたようなノスタルジー

今夜は久しぶりに尾道での会食に足を運んだ。 お相手は、10年前から仕事でガッチリとスクラムを組んでいる大切な協力会社様だ。10年という歳月の中には、山もあれば谷もあった。それでも共に変化を恐れず、進化し続けてこられたことに、深い感謝の念を抱かずにはいられない。

尾道の街は、我が街・福山にはない独特の空気を纏っている。 山の斜面に張り付くようにお寺が点在し、古い家並みが静かに息づくそのロケーション。昼間の情緒もさることながら、夜の尾道はまた格別だ。

妖艶な迷宮、八幡神社へ続く道

夜の闇に浮かび上がる鳥居、そして石畳の先に続く静寂。 街灯に照らされた古い建物と、暗がりに沈む細い路地。そのコントラストはどこか「妖艶」で、まるで時間が止まった迷宮に迷い込んだかのような錯覚を覚える。 「美しい……」 このノスタルジックな景色に身を置くと、普段の喧騒が嘘のように遠のいていく。尾道の夜が持つこの色気は、長年使い込まれた鋳物の肌に宿る、あの深い「味」にも似ている。

10年前の私たちには見えなかった景色が、今の私たちには見えている。 古き良きものを大切にしながら、新しい価値を創造し続けること。尾道の夜風は、そんな私の「覚悟」を静かに、しかし力強く肯定してくれているようだった。

最高の会食と、最高の景色。 明日からはまた福山の地で、この妖艶な夜に負けないくらいの熱い「ものづくり」を仕掛けていくぞ! フルスロットルで駆け抜ける福山ステンレス、本日も快調だ!