2026.04.23
本日は、私が**「副会長兼会計」を務める「備後地区鋳友会(びんごちくちゅうゆうかい)」**の定例会。 福岡、韓国、大阪と駆け抜けてきた出張ロードで得た「世界基準のエネルギー」を、いよいよ地元・備後のコミュニティへと還元していく時が来た。

会場に並ぶ、見事な鯛しゃぶ。 だが、今日の私はこれにすぐ箸を伸ばすわけにはいかない。 来期より、備後地区鋳友会は大きな変革の時を迎える。副会長、そして会計という組織の要(かなめ)を任されている身として、総会に向けた事前説明。これが今日の私の最優先任務だ。
会員の皆様へ、一つひとつ丁寧に、そして熱く想いを伝える。 変革には痛みが伴うこともあるが、その先にある備後の鋳物業の未来を共有したい。しっかりと説明を終え、ようやく喉を通る鯛しゃぶの味は、心地よい緊張感と共に五臓六腑に染み渡った。


鯛しゃぶという難関を乗り越え、二次会も無事に乗り越え……。 翌朝、目が覚めた私のiPhoneの中に、それは鎮座していた。
「粉の芸術品」―― 我らが広島人のソウルフード、お好み焼きだ。
ソースの香りが漂ってきそうなほど、美しく焼き上げられたその姿。これぞ芸術と呼ぶにふさわしい、完成されたビジュアルだ。
しかし、恐ろしいことに、私にはこの芸術品を愛でた記憶が一切ないのである。 昨夜の私は、副会長としての重圧から解放され、このお好み焼きを前に何を語り、どんな顔をしてヘラを動かしていたのか。 「なんてこった……ソウルフードを前に記憶を飛ばすとは……」 iPhoneの中の証拠写真を前に、私は武者震いならぬ、記憶喪失への戸惑いで震えた。
来期に向けた大きな変化への第一歩。 そして、記憶にはないが確実に私の血肉となったであろう、魂の芸術品。
一歩一歩、着実に未来への舵を切っていることは間違いない。 たとえ夜の記憶が少しばかり霧に包まれていようとも、私の中に宿る「黄金の精神」は、次なる総会、そして7月のビッグサイトに向けてますます激しく燃え盛っている。
美味しい鯛しゃぶ、そして(おそらく最高に美味かったであろう)お好み焼きに感謝。 さあ、変化を恐れず、備後の鋳物界に新たな風を吹き込むぞ!