2026.07.21

あっという間に展示会も終わり、気づけば夏本番の陽気になりました。所用でハンドビームに立ち寄った帰り際、ふと足を止めて一枚パシャリ。相変わらず、この扉の存在感には見入ってしまいます。木の重厚な質感と、金具の丸い装飾。何度見ても迫力があるものですね。
そして今回改めて目がいったのが、扉の前に広がるポーチの部分です。実はこのポーチにも、たくさんの職人技が詰まっています。以前、工事の進捗を見学させてもらう機会があったのですが、石材をミリ単位で正確に切断していく様子には、思わず息をのみました。
金属の切断とは、また全く違う世界です。石を切るときの音、削られていく感触、飛び散る粉塵。ひとつひとつの工程に緊張感があり、少しでもズレれば取り返しがつかない、まさに一発勝負の連続。あの迫力ある音と、寸分の狂いもなく仕上げていく職人さんの手つきは、今でもはっきりと思い出せます。
鋳物づくりも同じですが、こうした「妥協しない仕事」には、業種を超えて通じるものがあると感じます。夏の日差しの中で、そんなことを思い出しながら眺めたハンドビームの外観でした。これからも、この場所から多くのものが生まれていくことを楽しみにしています。