2026.10.26
いつもブログを読んでくださりありがとうございます。
今朝は少し早めに工場へ。まだ静かな現場を歩いていると……おや、もう人影があるじゃないですか。

一人目は3期生のシーサー。型にかぶせてある紙のカバーを持ち上げて、今日鋳込み予定の型を確認していました。鋳込み(いこみ)とは、溶かしたステンレスを砂でつくった型に流し込む、鋳物づくりの一番の山場。カバーは型の中に砂やゴミが入らないよう守るためのものです。本番前のこのひと手間が、きれいな鋳肌につながります。

もう一人は2期生のミコ。ケーシング(製品の外側を覆う胴体部分)の鋳型を前に、芯取(しんとり)を確認中です。「芯」は中子(なかご)とも呼ばれ、製品の内側の空洞をつくる砂のパーツ。これがきちんと納まっているかで、肉厚や寸法がガラッと変わってきます。腰に手をあててじっと見つめる姿、なかなか様になっとるじゃろ(笑)。
ステンレス鋳物は、材料の性質や製品の形をどれだけ分かっているかで仕上がりが変わる仕事です。素材知識や形状知識を少しでも高めることが、良い仕事につながりますからね。朝早くから自分の目で確かめに来ている二人を見て、なんだか嬉しくなりました。
シーサー、ミコ、引き続き頑張ってね。
福山ステンレス鋳工では、こうした若手が日々現場で腕を磨いています。ステンレス鋳物のご相談はもちろん、ものづくりの仕事に興味のある方も、お気軽にお問い合わせください。