2026.03.09
本日は日帰りで奈良県まで。道中、万博記念公園のそばを通ると、あの巨大な「太陽の塔」が「こんにちは!」と迎えてくれた。

今回の出張は工場長の運転。おかげで私はリラックスして、打ち合わせの構想に集中することができた。 お客様との商談では、工場長が自らの立場からしっかりと発言してくれたのが心強かった。「現場の視点」と「会社の視点」。この二つの軸が揃って初めて、お客様に深い信頼を届けることができる。
手応えは十分だ。引き続き営業の旅は続くが、来年は今の「2倍」の営業力を形にしてみせる。そんな決意を新たにした往復路だった。

夜は一転して、精神を研ぎ澄ます「座禅」の時間へ。 「座禅」と聞いて真っ先に浮かぶのは足の痛みだったが、案の定、自分の股関節の固さに驚愕することとなった。しかし、その痛みを超えた先に、想像もしなかった時間が待っていた。
10分間の座禅を3セット。 最初のセットは、頭の中で「あーでもない、こーでもない」と自分に問いかけ、思考がぐるぐると回っていた。けれど、セットを重ねるごとに、その「問い」さえも消えていく。
最後には、自分自身に問うことすら止め、ただそこに在るだけの感覚。 静、静寂、無音……。なんと表現すべきか今でも迷うが、確かに「音がなくなる感覚」があった。いや、正確には「音のない世界の音」に耳を傾けていたのかもしれない。
太陽の塔から放たれる「世界の国からこんにちは」という外向きのエネルギーと、自分自身の深淵へと潜っていく座禅の夜。
動と静。 この両極を味わい尽くした今日という日は、私をまた一回り強くしてくれた気がする。自分と向き合う、この贅沢な10分間に感謝して。