2026.03.11
ものづくりの現場には、その瞬間にしか味わえない「胎動」のようなワクワクがある。

パレテーナ(網パレット)越しにレンズを向けたのは、鋳型から取り出されたばかりのインペラーだ。 ショットブラストを浴びた直後の肌は、まだ無骨で荒々しい。けれど、私には見える。ここから幾多の工程を経て、磨き上げられ、日本一美しいステンレス鋳物へと進化していくその未来の姿が。
完成された美しさも良いが、この「これから美しくなる」という予感に満ちた原石の状態が、私はたまらなく好きなのだ。この手応えがあるからこそ、現場の情熱はどこまでも加速していく。

現場で情熱を燃やした後は、場所を移して「学び」の時間へ。 本日は中小企業家同友会、福山支部の3月例会に参加してきた。4人の経営者が、自社の取り組みを25分という限られた時間の中で、文字通り「全身全霊」で語る姿に、深い感銘を受けた。
どの方の言葉にも、実体験に基づいた重みがあり、確かな成果に裏打ちされた自信が宿っていた。素晴らしい取り組みを目の当たりにして、心が震えるのと同時に、強い焦燥感、そしてそれ以上の「やる気」が湧き上がってきた。
「同友会での学びを会社で実践していますか?」
その問いかけが、胸に突き刺さる。 良い話を聞いて終わりにするつもりは毛頭ない。実践、実践、そして実践あるのみだ。 素晴らしい先輩経営者たちの背中を追い、そして追い越す勢いで、福山ステンレス鋳工も必ず大きな成果を掴み取ってみせる。
鋳物に懸ける情熱も、良い会社を作りたいという渇望も、根っこは同じ。 磨けば光るインペラーのように、私たちの会社も、私自身も、もっともっと光り輝けるはずだ。
さあ、明日からも情熱まっしぐら。現場の仲間と共に、最高に美しい仕事をしていこう!