2026.02.06
2月6日、金曜日。 横浜での熱い時間を終え、私は今、福岡に来ています。 日本列島を西へ東へ。我ながらよく動きますが、旅の空の下には予期せぬ出会いが待っているものです。
今日、福岡の街を歩いていると、アスファルトの冷たい地面を必死に動く小さな赤い点を見つけました。

なんと、てんとう虫です。 まだ風は冷たく、人間ならコートの襟を立てたくなるような気温。 そんな中、この小さな体で、ゴツゴツとした粗い路面を懸命に歩いています。
てんとう虫といえば、昆虫界きっての「絶対的な平和主義者」。 毒針も持たず、攻撃的な牙も持たない。 そんな彼(彼女?)が、私たち人間が行き交うこんな危ない場所を、脇目もふらずに進んでいる。 その姿を見つけた瞬間、私の脳内から「寒い」という感覚が一瞬で消え去りました。
「ああ、春が近くまで来ているんだな」
そう感じた途端、私の脳みそは完全に「春モード」に切り替わりました。 危なっかしくも健気なその歩みに、思わずほっこりとし、心にポッと温かい火が灯るようです。
大きな展示会で見る技術も感動的ですが、足元の小さな命が教えてくれる季節の巡りもまた、何物にも代えがたい感動があります。 てんとう虫君、気をつけて渡るんだよ。
小さな春の使者に元気をもらって、今週の出張ロードも無事に締めくくれそうです。 皆様も、良い週末をお過ごしください。