社長ブログ

鋳物屋365日ブログ2025 ~その86~

2025.03.27

フィリピン2期生の一年目テストが来月あります。
それに向けて現場にて特訓中です。早いもんでもうそんな時期かなとつくづく思いますね。
1期生の時は全てが初めてで、準備物も慌てて製作をいたしました。
鋳物の造型テストがあるのすが、木型を準備することを直前に知り、木型製作所に無理をいったのを今でも覚えております。
造型がテストとというシチュエーションで行われることは緊張の度合いが高いと自分でも分かります。
日本人がテストを受けたら100%合格できるかというと、もしかしたらが起きそうな気もします。
普段はテストというシチュエーションでは行いませんから、業務というシチュエーションになります。
もしもの時はやり替えがきくので緊張感はありますが、不合格というジャッジを受けることはありません。
2回目のテストで幾分我々も気持ちにゆとりをもってトレーニングをしておりますが、やはり本番は緊張すのでしょう。
仕事が終わって造型のトレーニング、寮に帰って日本語の勉強。彼は本当に頑張り屋さんです。
無事に合格出来るように陰ながらエールを送ります。

夜の福山駅前大通りです。
雨上がりで心なしかキラキラと輝いて見えますね。
新幹線ホームの向こう側からチラリと見える福山城がお城なんですが可愛く見えます。
数十年間見続けてきた景色は大きく変わってしまいました、私自身も変わったと思います。
これからも福山駅前は変化していくと思いますが、是非とも人が集える駅前にしてほしいです。
利権にまみれた駅前になんの魅力も感じません。子供のころは本当にワクワクした駅前でした。
これから先に駅前が変わる話は聞きますが、それに期待を込めつつ見守りたいと思います。
福山が好きだからこそ厳しくもあるのです。