社長ブログ

鋳物屋365日ブログ2025 ~その51~

2025.02.20

お好み焼きを見ると自然に笑顔になる広島県人のわたしです。
でも小さいころお家で作っていたお好み焼きは関西風だったんです。
全部混ぜて焼いて、それが普通だと思っていました。
でも広島では具材を撹拌することなく層にして焼いていくんです。
これは順番や焼き加減、反転が非常に難易度が上がるのです。
反転するときに方向をよく見極めなくてはなりません。
コテを両方からお好み焼きの最下部に差し込み、少し持ち上げた瞬間に分かるあの感覚。
この方向で反転すると二つ折りになるぞって感覚。
そんな時はコテを差し込む方向を90度変えてからもう一度軽く持ち上げるのです。
この方向なら上手く反転が出来るとコテを通して分かるのです。
お子のに焼きには反転の方向性があるのです。

今日はお店のお好み焼きですので安心して食べることが出来ました。
生地のもっちりした感じ、麺のパリっとした感触がたまりません。
箸でキャベツだけをあえて食べてみたり、パリパリの麵だけを食べてみたりと広島風は食べ方がいろいろです。
広島風のお好み焼きの前では我がままでいられるのです。
経営者の会で例会作りの事前打ち合わせがありました。
人は自分を掘り下げられるのは苦手なもんですが、その関りがきっと相手のためになる。
そう信じて絶妙な距離感を保ちながら関わっていくのです。
よい例会にしたいと思う夜でした。さて明日は福井県にいってきます!!