2025.12.19
激動の一週間もいよいよラストスパート。 今朝は、この季節特有の少し不思議な景色から一日が始まりました。

ハンドルを握ると、目の前には白い朝もや。 朝陽が差し込み、なんとも幻想的な光景です。 まるで映画のワンシーンの中にいるようで、ついロマンチックな気分に……なりかけますが、そこはやはり経営者(笑)。 「視界が悪いな、事故のリスクがあるな」 と、頭の中では極めて現実的なリスク管理の計算が働いてしまいます。 霧の中でアクセルを踏む怖さは、先の見えない経営の舵取りにも似ているかもしれません。
そして、もやを抜けて会社に到着すると、そこには「超・現実」が待っていました。

ほらね、現実は甘くありません(笑)。 今日は年に一度の会社の健康診断です。 今年も、中国労働衛生協会の皆様が検診バスを連ねて来てくださいました。毎年本当にありがとうございます。
朝もやの中を走りながら考えていた「現実」とは、まさにこのこと。 会社経営において、決算書の数字から目を背けてはいけないように、私たち自身の「体の数値」からも決して逃げてはいけません。 血圧、血糖値、肝機能……。 突きつけられる数字は時に残酷ですが、これこそが紛れもない「今の自分」の現在地です。 社員の健康管理と意識を高め、長く元気に働いてもらうためには、この「数値の見える化」が何より大切なのです。
会社も人間も、感覚だけで走っていてはいつか事故を起こします。 霧が晴れた後のクリアな視界で、しっかりと現実の数字を直視し、悪いところがあればメンテナンス(改善)する。 結局のところ、良い仕事も良い人生も、その地道な繰り返しの先にあるんですよね。
さあ、バリウム飲んで、採血して、自分の現実と戦ってきます! 皆様も、体と心の数値を大切にする週末をお過ごしください。 一週間、お疲れ様でした!