社長ブログ
鋳物屋365日ブログ２０２５ ～その３４５～ 電波も想いも「圏外」じゃ意味がない。10年の挑戦を語る前夜、胃の痛みと美酒の間で。
2025.12.17
今日は、会社の「ハード」と、私自身の「ソフト（心）」、その両方のアップデートに奔走した一日でした。
まずは、長年の課題だったこちらの工事から。
会社全域をカバーするWi-Fi中継器、取付完了です！ これで、工場の隅々まで電波がビンビンに飛び交います。 今の時代、デジタルの通信環境はもちろん必須ですが、私はこれを眺めながらふと思いました。 「人の想いも同じだな」と。 どんなに良い理念や熱い情熱を持っていても、それが現場の端っこ、社員一人ひとりの手元まで届かなければ、それは「圏外」と同じこと。 電波も意思疎通も、広域に広がり、途切れることなく「繋がる」ことが何より大切なのです。 環境をアップデートし、行動を起こすことの重要性を、この白い箱が改めて教えてくれています。
そして、明日は私自身が「電波塔」になる日です。
明日、この会議室で、私の経営者としての「この10年」をお話しさせていただきます。 持ち時間は60分。 振り返れば、この10年は「挑戦」の連続でした。 失敗も成功もありましたが、何より「挑戦させてもらえる環境」があったことに、まずは感謝しかありません。
この広い会場に、私の声と言葉で、その軌跡を響かせる……。 そう想像すると、正直に言います。 胃がキリキリと痛いです（笑）。 「真剣に伝えたい」という責任感と重圧が、ボディブローのように効いています。
でも、不思議なもので、そんな緊張感の中にいながらも、「酒は旨い」のです。 胃は痛いけれど、喉を通る酒は最高に美味しい。 これはきっと、心のどこかで「この緊張感すら楽しんでやろうじゃないか」という、おっさんの図太さが機能している証拠でしょう。
真剣でありたい、でも深刻にはなりたくない。 最後は思いっきり楽しんで、聞いてくださる皆さんと「繋がって」きます。 さあ、覚悟を決めて（そして胃薬を飲んで？）、明日のステージに立ちます！
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