2025.12.10
週の真ん中、私は今、地上を離れ、空の上にいます。

久しぶりの国内線。伊丹空港を飛び立ち、いざ営業先へ! 機体が雲を抜ける瞬間、いくつになっても胸が高鳴ります。 「今回の旅で、俺はいったい何を感じるのだろう?」 新しい出会いや発見に、自分自身でワクワクしているのです。 いい歳をしたおっさんが遠足前のような気分ですが、この好奇心こそが、私のエンジンの着火剤です。
ふと窓の外に目をやると、日本の象徴が姿を現しました。

遠くにうっすらと、富士山です。 いつも新幹線から見る時は「俺が主役だ!」と言わんばかりの圧倒的な存在感ですが、今日は少し違います。 空から俯瞰すると、彼は連なる山々の一つとして、景色の中に静かに溶け込んでいる。 あえて主張せず、周りと調和しながらも、確かな威厳を放つ。 「主役」から「風景の一部」へと自ら変化したようなその佇まい。 そんな奥ゆかしい富士山が、私はたまらなく好きになりました。
そして、機体はいよいよ目的地へ。

眼下の山々が白く染まっています。 山形県上空、到着寸前です! この景色を見る限り、地上は相当冷え込んでいることでしょう。 降りた瞬間の寒さを想像して身震い……なんてしませんよ。 なぜなら、私の心は未知の土地への期待で燃えているからです!
寒さすらもスパイスにして、山形県をとことん楽しんで(あくまで仕事として、真剣に!)、熱い成果を持ち帰ります。 いざ、着陸!