鋳物屋365日ブログ２０２５　～その３２８～　霧の中を突き進む覚悟と、目に焼き付く「甘さ」。12月、最高のスタート。

2025.12.01

いよいよ今年も最後の月、師走の幕開けです。

そんなスタートの朝、目の前に広がっていたのは真っ白な世界でした。

濃い朝もやに包まれた、愛車・ハンドビーム号。視界は決して良くありません。しかし、この景色を見た時、不思議と不安よりも先に、腹の底からある感情が湧いてきました。

仕事も人生も、先がクリアに見通せる時ばかりではありません。むしろ、一寸先が見えない霧の中のような状況の方が多いかもしれない。それでも、「行かねばならない時」がある。見えなくても、信じて突き進まなければならない時がある。

この朝もやは、そんな困難に立ち向かう「覚悟」を私に問いかけ、予見させるような、静かで力強い朝でした。「よし、行ってやろうじゃないか」霧の中へアクセルを踏み込む、気合の入ったスタートです。

そして、そんな張り詰めた朝の緊張を、一瞬で溶かしてくれたのがこちらです。

見てください、この圧倒的な存在感！尾道は向島の、とてつもなく立派な苺です。現在コラボレーションさせていただいている会社様からいただいたのですが、見ているだけでも幸せな気持ちになります。

あまりにも鮮やかな赤色。一口かじると……衝撃が走りました。口いっぱいに広がる、濃厚な甘みと香り。思わず、手元の苺を「凝視」してしまいました。「一体どこに、これほどの甘さが隠れているんだ？」と。

目に見えない「甘さ」を、視界に捉えようと必死に苺を見つめる自分。そんな自分の考えこそが、まだまだ「甘い」のかもしれませんね（笑）。

先が見えない霧の中を突き進む厳しさと、ほっと心を溶かす甘いご褒美。私たちは一人ではありません。こうして素晴らしいコラボレーションパートナー様に支えられ、刺激と幸せをいただきながら進むことができます。

困難に立ち向かう覚悟と、支えてくれる方々への感謝。この二つがあれば、どんな霧の中でも迷わず進んでいけます。

最高の苺でパワーチャージ完了。さあ、12月も全力で駆け抜けます！

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