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鋳物屋365日ブログ2025 ~その325~ 金沢の秋に見た「眩しい眼」と、どこまでも続く想い。

2025.11.18

金沢出張2日目の11月18日。 北陸の空気はひんやりとしていますが、街を彩る紅葉が目を楽しませてくれます。

ある街角で見かけた、燃えるような赤。 この鮮やかさと同じくらい、いやそれ以上に「眩しいもの」を、今日の視察で見せてもらいました。

訪れたのは、海外実習生たちが学ぶ学校です。 そこで出会った彼らの眼は、希望とやる気に満ち溢れ、本当にキラキラとしていました。 今や、ものづくりの現場において彼らの存在は欠かせないものになっています。 日本人と彼らが手を取り合い、協力して力を発揮していく未来。 今回は直接の契約先ではありませんでしたが、そんな未来の形を勉強させていただきました。

そして、組合の方とご一緒したランチタイムでのこと。 ふとお店が管理するブドウ畑に目をやると、その景色に圧倒されました。

見てください、この奥行き。 「これ、どこまで続いているんだ?」と思わず目を凝らしてしまうほど、整然と、そして力強く奥へと続いています。

この景色を見た瞬間、不思議とある感情が重なりました。 「我々の想いも、こうありたい」と。 ものづくりへの情熱や、人材育成への想い。それもまた、このブドウ畑のように、どこまでも、どこまでも続いていくものだと。 美しい景色の中に、自分たちの姿勢との強い「共感」を得た瞬間でした。

充実した視察を終え、金沢駅へ。 有名なこの「鼓門(つづみもん)」を見ると、「金沢に来た!」という実感が湧きますね。 以前は観光で訪れましたが、今回は仕事(視察)としての訪問。 同じ門でも、背筋が伸びるような、少し違った表情に見えました。

多少の買い物時間は確保しつつ(笑)、明日からの仕事に向けて、愛する地元・福山へと帰ります。

学びと、気づきと、美味しい出会いをくれた金沢。 本当にありがとうございました。 また次回、成長した姿で訪れるのを楽しみにしています!