2025.11.15
昨日は「学びを形に、成果に繋げる」と誓ったばかりですが、今日はその「成果」の一つを、誇らしい気持ちでご報告します。

昨夜、1期生の寮を訪れ、ささやかながら乾杯をしてきました。 (全員揃ってはいませんが、まぁよかろう!)
この乾杯は、彼ら1期生のうち3名が、見事**「鋳物3級実技試験」**に合格したお祝いです。 本当に、よくやってくれました!
ただ、この「合格」の二文字は、決して簡単なものではありませんでした。 というのも、今回の試験は組合側にとっても初めての業種カテゴリー。つまり、試験の「実績」や「過去問」といった情報が一切ない、ゼロからのスタートだったのです。
「どうやって勉強すればいいんだ?」 「どんな準備が必要なんだ?」
手探りの中、まず動いてくれたのが、我らが工場長でした。 彼は自ら情報収集に奔走し、数少ない情報から試験を想定したトレーニングメニューを組み上げ、そこから約1ヶ月間の特訓がスタートしたのです。
1期生の彼らも、本当に頑張りました。 日中の通常業務を終えた後、工場長が作成したオリジナルの筆記試験問題集で一緒に勉強し、実技トレーニングにも必死に食らいついていく。
「教える側」も「教わる側」も、全員が「合格」という一つの目標に向かって走る。 まさに「チーム」として勝ち取った成果です。

こうして、最高の笑顔で乾杯できる今、私は心の底から「幸せ」を感じています。 前例のないことに果敢に挑んでくれた工場長。 そして、その熱意に応え、見事に結果を出してくれた1期生たち。
こんなにも誇らしく、頼もしい社員や実習生たちと一緒に仕事ができることが、私の何よりの喜びです。
みんな、本当におめでとう! そして、ありがとう! この勢いで、私たちはまだまだ先に進みます!