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鋳物屋365日ブログ2025 ~その321~ 幕張の熱気を胸に福山へ。「おかえり」と迎える城と、未来への決意。

2025.11.14

東京出張2日目(最終日)の11月14日。 昨夜の余韻もそこそこに、今日は朝から千葉・幕張メッセへと向かいました。 インプットと視察の大切な一日です。

まずは、腹が減っては戦はできぬ。 視察前の腹ごしらえに、千葉のうどん屋さんへ。

目の前に置かれたメニューをじっと見つめ、「うどんか、そばか…」と心が揺れます。 しかし、今日求めていたのはこの組み合わせでした。 「きつねうどん&ミニカツ丼セット」。 この選択に、迷いは一切ありません! 炭水化物×炭水化物という最強の布陣で、エネルギーチャージは完璧です。

そして、いざ戦場(メッセ)へ。

会場に足を踏み入れた瞬間、凄まじい「熱気」に包まれました。 相変わらず、この規模の展示会が持つエネルギーは圧倒的です。

私たちは、来年ここに出展する側として参加します。 そう思うと、視界に入ってくるものすべてが「学び」の対象です。 人の流れをどう作るか、ブースのデザインはどうあるべきか、何をどう見せれば足が止まるのか。

会場を歩けば、お客様もブースを出展されており、久しぶりにお会いしてご挨拶することもできました。 一つのブースを出すまでに、これほど多くのノウハウと情熱が詰まっているのかと、改めてその奥深さを痛感します。

見て、聞いて、感じて。 すべてを吸収しようと歩き回り、いまだ興奮が冷めやらぬ、といった状態です。

その熱気を胸に、新幹線に飛び乗り、一路地元・福山へ。

東京(首都圏)の、あの圧倒的な人の多さとエネルギーの渦に丸一日浸かった後、地元の駅に降り立つ。 すると、この街の持つ「ちょうど良さ」や「温かさ」が、心の芯まで染み渡るのが分かります。

ライトアップされた福山城が、まるで「おかえりなさい。刺激的な旅だったかい?」と、静かに私に語りかけてくれているようでした。 この感覚こそが、地元愛なのだと思います。

街全体が醸し出す「おかえり」という雰囲気を纏いながら、家路につきました。 興奮した頭をクールダウンさせ、心をリセットしてくれる大切な場所。

さて、リセットは完了です。 今回の出張で得たこの熱気と、学んだ数々のノウハウ。 決して「ああ、すごかった」という興奮だけで終わらせるつもりはありません。

必ずや「形」にして、未来の「成果」に繋げていく。 そう強く誓った、出張帰りの夜でした。