2025.11.12
皆さん、こんにちは。 すっかり秋も深まり、朝の空気が澄んでいるのを感じます。

これは今朝、出勤途中に見上げた空です。 空の手前にあるのは、消防署のトレーニング施設。
時々、ここで隊員の方々が訓練している姿を見かけることがあります。 ロープ一本に体を預け、鍛え上げているとはいえ、命がけで救護に向かう。 その姿を想像するたび、「勇敢」という言葉と共に、心の奥底から「ありがとう」という感謝の気持ちが込み上げてきます。
私たちが「いつも通り」の日常を当たり前に送れているのは、こうして日々、万が一に備えてくれている方々がいるからです。 何事もない「いつも通り」が、本当は何より一番幸せなことなのかもしれない。 そう強く感じさせられる朝の風景でした。
そして、もう一つ。 最近、私が出会う「いつも通り」の象徴がこちら。

なぜかここ最近、本当におにぎりによく出会います。 先日は焼きおにぎり、そして今回は昆布入り。
この「形」に、私はどうしようもない安心感を覚えているようです。 面白いもので、テーブルにこのおにぎりが運ばれてくると、その瞬間、どんなに真剣な話をしていたとしても、全員の会話が一旦止まる(笑)。 全員が、この「おにぎり」という存在に注目してしまうのです。
たかがお米があの形になっただけ。 それなのに、こんなにも人の心を惹きつけ、場を和ませ、安心させる不思議な力を秘めています。 おにぎりの力について、ここまで深く分析したのは生まれて初めてです。
この安心感の源は、もちろん美味しい「お米」。 私たちの日常を、食という面で支えてくれる存在です。
日常を命がけで守ってくれる、消防士さん。 そして、その日常の安心感を「一握り」の形で支えてくれる、お米を作ってくださる農家さん。
私たちの「いつも通り」は、本当に多くの人の仕事と情熱によって成り立っているんだなと、改めて感謝の気持ちでいっぱいになった一日でした。