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鋳物屋365日ブログ2025 ~その318~ 朝焼けに始まった激動の一日。〆は心に染みる鮭茶漬け。

2025.11.11

今日は、朝から晩まで駆け抜けた、実に「ばたばた」な一日でした。

「朝焼けだ」

今朝、家を出て私の口から出た第一声です。 自宅を出てすぐ、空が明らかに燃えるように赤いことに気づきました。 「目に飛び込んできた」とは、まさにこのこと。

何やら今日一日の、慌ただしくも濃密な時間を予感させるような、強烈なスタートでした。

通勤途中、いつもの道から見える川向こうの稲荷神社。 今朝はあの燃える空のせいか、木々の緑の中にある神社の「朱色」が、いつも以上に鮮やかに見えました。

何かを熱心に願うわけでも、何かを報告するわけでもない。 でも、なぜか目が離せない。 車窓から、自分の視野の続く限り、横目であの朱色を追っかける。

忙しい一日が始まる前の、ほんの束の間の静かな時間でした。

そして案の定、日中は予感的中。 重要な打ち合わせが続き、頭はフル回転。次から次へとタスクをこなし、時間が瞬く間に過ぎていきます。 まさに「走り切った」という表現がふさわしい一日。

すべての日程を終えた頃には、心身ともに心地よい疲労感と、やりきったという「達成感」に包まれていました。

そんな激動の一日を乗り切った夜。 向かったのは、久しぶりに仲間と寄るおでんのお店です。 これです、これ!

芯まで味の染みた大根、ほっくりとしたじゃがいも、そして玉子。 変わらない、心に染みる美味しさ。 そして、女将の品のいい、心地よい接客。

張り詰めていた緊張の糸が、この温かい湯気と共にじわじわと解けていくのが分かりました。 こういう時間があるから、また明日も頑張れるんですよね。

そして、最高の〆はもちろん、これ。

鮭茶漬けです。 昔はテレビCMで「お茶漬けさらさら〜」なんて聞こえてきたものですが、今はどんな表現が主流なんでしょうね。 そんな懐かしいことをふと思い出しながら、久しぶりに食べたお茶漬けに、静かに感激していました。

熱い出汁が、疲れた体に染み渡ります。 …美味しかった! でも、さすがにお腹いっぱいです!

燃えるような朝焼けから始まり、フルスロットルで駆け抜けた一日。 最後は、心温まるおでんと鮭茶漬けで、無事に着地。

お腹も心も満たされました。 さて、明日も頑張りますか!