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鋳物屋365日ブログ2025 ~その299~ 時を刻め、挑戦者たちよ。「日本一カッコいい工場」が僕らに教えてくれること

2025.10.23

「本気でカッコいい大人」とは、一体どんな姿だろうか。 それは、高価なスーツを纏うことでも、難しい言葉を操ることでもない。自分たちの夢と仕事に、胸が張り裂けるほどの誇りを持ち、その実現のために、今日もひたむきに挑戦し続ける姿そのものだと、僕は信じている。

そして、僕たちのその魂の象徴が、ここ「ハンドビーム」だ。

この工場に掲げられた時計が刻むのは、単なる「時刻」ではない。僕たちの「挑戦という時」そのものだ。

今年の7月、僕たちはこの場所で竣工式を行った。だが、あれはゴールテープではなかった。あの日、僕たちの本当の挑戦は、正式にスタートを切ったのだ。 そこに至るまでの道のりは、まさにジェットコースター。風圧も、重力も、地球上のありとあらゆる力を全身に感じながら、がむしゃらに作り上げてきた。そして今、本番のゴングが鳴り響き、「挑戦タイム」の真っ只中にいる。

では、僕たちが目指す「日本一カッコいい工場」とは何か。 その答えは、言葉よりも雄弁に、この床が証明してくれている。

ここは、火花が散る溶接工場だ。 だが、仕事終わりには、全員で床を磨き上げる。その結果が、この光景だ。「靴下で歩ける溶接工場」。それが、僕たちのスタンダード。

なぜ、そこまでするのか。 それは、ハンドビームが、僕たちの夢と希望の結集そのものだからだ。この場所は、僕たちに「挑戦する心」を思い出させてくれた、何物にも代えがたい聖地なのだ。自分たちの城を、自分たちの手で、日本一美しく保つ。それは、僕たちの誇りであり、挑戦し続けるという覚悟の表れに他ならない。

本気でカッコいいを目指す大人たちへ。 僕たちは、この場所で、今日も挑戦を続ける。 この心を忘れない限り、僕たちの「挑戦タイム」の針が止まることはない。