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鋳物屋365日ブログ2025 ~その248~ 月が見守る一日。空からの癒しと、大地を築くプロの技

2025.09.02

9月に入り、暦の上だけでなく、朝晩の空気にも秋の気配が感じられるようになりましたね。 一日を終え、ふと空を見上げる時間が、ことさらに愛おしく感じられる季節です。

昨夜、自宅から見上げた空です。 雲の向こうから月が世界を照らし、その輪郭を白銀に輝かせていました。星々も瞬き、静かで美しい夜。この景色を眺めていると、「今日も一日、よく頑張ったな」と、張り詰めていた心がすっと解けていくのを感じます。

あれほど厳しかった夏の暑さも、こうして涼しい夜空の下では、次第に遠い思い出へと変わっていくようです。季節は確かに、次のステージへと進んでいるのですね。

そんなことを考えながら、日中に目にしたもう一つの光景を思い出していました。

これは、弊社の裏山で行われている整地工事の様子です。 何気なく見ていたこの現場ですが、改めて目の当たりにすると、山を開拓し、整然とした土地を造り上げていくことが、いかに大変な作業であるかを痛感させられます。

まだ残暑が厳しい中、工事業者の方々が一つ一つの工程を正確に進め、着実に壁面を築き上げていく。その無駄のない動きと真剣な眼差しに、私は「プロの仕事」の神髄を見た気がしました。

私たちの日常は、こうしたプロフェッショナルな仕事に支えられている。夜空の月が私たちに癒しを与えてくれるように、彼らの確かな技術が、私たちの安全な暮らしを築いてくれているのです。

一日の終わりに美しい空で心を癒し、日々の現場でプロの仕事に感銘を受ける。 その両方への感謝を忘れずに、また今日から頑張ろう。そんなことを思った、9月2日でした。