2025.08.09
今回の福井出張。忙しい仕事の合間を縫って、どうしても訪れたい場所がありました。
それが、この丸岡城です!
ライフワークの一つとなりつつある「日本100名城」のスタンプラリー。この福井の地で、また一つ大切なスタンプをいただくことができました。
[写真1:ガイドブックと丸岡城]
ガイドブックを片手に、目の前にそびえる天守を見上げます。写真の通り空は少し曇りがちでしたが、それがかえって、現存する日本最古級の天守が持つ独特の渋さと歴史の重みを際立たせているようでした。
さて、福井の城めぐり、続いて向かったのは「越前大野城」。
出迎えてくれたのは、天守へと続くこの石段でした。木漏れ日が差し込む中、苔むした石段がどこまでも続いているかのよう…。
[写真2:越前大野城の石段]
「とにかく階段が多い」と聞いてはいましたが、まさにその通り!一段一段、歴史の重みと自分の足腰への負荷を感じながら登る道は、ちょっとした修行のようでした(笑)。
息を切らしながらも、「この先にどんな景色が待っているんだろう」と期待が膨らむ、そんな道のりです。
そして、あの長い長い階段を登りきったご褒美が、この絶景でした!
[写真3:青空と越前大野城]
息を切らして見上げた空は、先ほどの丸岡城とは打って変わっての突き抜けるような快晴。どこまでも広がる青い空と白い雲を背に、堂々とそびえる天守閣の姿は圧巻の一言です。
「天空の城」という有名な異名を持つ越前大野城。今回は雲海シーズンではありませんでしたが、この空の美しさだけでも、その名にふさわしい風格を感じさせてくれました。階段の疲れも一瞬で吹き飛ぶような、素晴らしい景色です。
さて、名城めぐりを満喫し、福井駅に戻ってくると…なんと、巨大な恐竜が「おかえり!」と言わんばかりにお出迎え!
[写真4:福井駅前の恐竜]
駅前の広場に、こんなにもリアルで迫力満点のモニュメントがあるなんて驚きですよね。実は福井県は日本一の恐竜化石の産地で、県全体が「恐竜王国」として知られています。
歴史深いお城から、はるか太古のロマンまで。一日でこんなにも振れ幅の大きい魅力に触れられるとは、福井の懐の深さを感じずにはいられません。旅の最後まで楽しませてくれる、最高のサプライズでした。
そして、楽しかった福井での一日も終わり、帰路へ。
[写真5:帰り道の渋滞]
名残を惜しむかのように、最後は少しだけ渋滞にはまりましたが、ゆっくりと流れる車窓から夕暮れの空を眺めていると、今日の出来事が自然と頭に浮かんできます。
曇り空の下で歴史の重みを感じさせた丸岡城。長い階段を登りきった先で見た、越前大野城と青い空の絶景。そして、度肝を抜かれた恐竜たち。
たくさんの思い出と、スマホの写真を胸に、日常へと戻ります。さて、次の100名城スタンプは、どこのお城でゲットしようかな?