社長ブログ

鋳物屋365日ブログ2025 ~その133~

2025.05.13

お客様からの支給木型をみていて懐かしさに駆られる。
久し振りに見たインペラーの組み台です。本当に懐かしい木型です。
木型は新作ですが、この組み台を見るのが久し振りなんです。
弊社はインペラーをよく鋳込みをするのですが、芯取によっては一枚一枚組み上げるタイプの芯取があります。
その時に組む羽根のバランスが崩れない様に専用の組み台を作るのです。
写真の真ん中の出っ張りが丁度芯取のボスの高さとなります。
ここに6ピースチーズの様に芯取を円状に置いていきインペラーの羽根の組み上げるのです。
職人さんはいつもの様にさらさらっと組んでいく、慣れてないとなかなか組みあがらない。
3次元に羽根の曲がっていますので、最後の一枚が入らない。そんな時はどうすのか。
答えは現場にありです。どう考えても入りそうになりインペラーの最後の羽根をどうやって入れるのかが職人技です。
良く現場で手伝っておりましたので答えは知っております。おぉ~そうやって入れるんだ!

玄関をみると北九州で買った蛙がいるではありませんか。
いつもお土産屋さんで見る蛙はだいたいが緑です。それも可愛いですけど。
でも今回は白地のカエルで妙に心が惹かれました。でも直ぐに買うことはないです。
ずっとどうしよっかと迷った挙句、買う事を決意したのです。
ひと塗ひと塗表情が違いますので、自分の好みの顔を選びました。
ついつい笑顔になってしまう陶器のカエルでした。
さて明日は全社員との個人面談の3日目です。頑張って向かい合ってきます。