2025.04.20
久し振りにお店前に打ち水をしているのを見ました。
割烹料理だけにそれが習慣になっているのでしょう。この昔は見た光景にまず心惹かれたのです。
空気が浄化されているというか、そこだけは澄み切っているような感覚です。
打ち水があり、深呼吸して暖簾をくぐりお店の中に入りました。
業者様からご紹介をいただき早速予約をしたのです。この日を楽しみに仕事と向かいあっていたわけです。
今回は幹部のみでの会食です。話は仕事一色にしようと思いません。その時に話したい内容を話そうと思っていました。
普段はなかなか話が出来ませんからね。会社とは違う空気感の中で話をすることが出来ました。
お店の料理の拘りは天然を使用することです。
料理をするまえに生きた魚を桶に入れて座敷まで持ってきてくれました。
本日料理する魚でございますって感じです。天然台天然鯛とオコゼです。
鯛の刺身の食べ方で初めての事がありました。背中の方の身と腹回りの身の食べ比べです。
背中の身の歯ごたえあるプリっとした食感。腹回りの甘く柔らかい優しい食感。
どちらも大変美味しくいただきました。もちろんオコゼも絶品です。
締めは柔らかいじゃこのご飯です。このままお召し上がりください。
心地良い塩加減で既にご飯の方にタレがかかっておりました。
魚のあらを使った赤出汁と、吸い込まれるように食べきってしまいました。
ゆっくりと話をするには良い雰囲気のお店です。また季節をかえれば魚の変わる。
次回は鱧を食べに行こうかな。
こうしてステンレス鋳物屋の幹事会は美味しく締めくくったのです。