2024.12.26
ブログを書きながら良く思うことがあるのですが、文字だけで表現する事の難しさです。
書くことは好きなのですが頭の中の画を文字におこす時になかなか言葉が見つからないのです。
こんな時は本当に語彙力の勉強をしておけば良かったとつくづく思いますね。
表現力が豊かな人はそれだけ言葉しっているのだ思いますので、溢れ出る言葉の量に耳を奪われることもあります。
言葉を聞くと頭の中に画が描かれて精度のあるコミュニケーションが取れるわけです。
ブログの357の時に砂型造型のことをテーマにして書いたのですが、正直苦戦をいたしました。
簡潔に書こうとするのですが適正な言葉が出てこない、あまり説明文になるのも嫌なのでと思うことも指先が進まない原因なのか。
そこで今回は文字に拘らずに画像の力を借りることにしました。
前回は砂の中に埋まっている状態でしたので説明も難易度が高くなってしまいました。
吸込みフランジの上面で砂を見切る必要性は下記の写真の通りです。
吸込みフランジ下はくびれがあるので、そのまま上面は砂を被せてしまうと木型を抜き取ることが出来ません。
それと押湯方案を取り付けるためであることも上面で見切る必要性の一つになります。
これが以前のブログの画像です。
木型を抜き取って翌日に鋳込みを終えた姿が上の写真となります。
砂型は基本的に「上型」と「下型」に分かれます。
素材の形状を上下に抜き取れるように木型を製作して砂型造型の効率を図ります。
しかしこの写真のケーシングという素材は上下だけでは砂型造型後の抜型という作業ができません。
ですので下型を2段階に分けて造型をいたします。
そうすることでケーシングのボディーは下に抜いて、フランジは上に抜けるわけです。
まだ画像の力を借りても説明は難しいですが、今回はこの辺で。