社長ブログ

鋳物屋365日ブログ ~その340~

2024.12.06

会社に向けて芦田川沿いをトラックで走っております。
本日も気持ちのよい朝を迎えて今日の予定を頭でシミュレーションしております。
今週は本当に今までにないほどの来客があり、今年動いてきた成果をスケジュールから感じることが出来ました。
有難い、本当に有難いことだと感謝の気持ちが体の中心から湧いてきます。
今年も今月を残すのみとなりましたが、改めて振り返りをして現場を必死で守ってくれた社員、お声かけをいただきましたお客様に感謝です。
私は鋳物を作ることを通して誰かの役に立ちたい、困っている人の助けになりたいと常々思っております。
自分の人生において「人助け」というものが人生を歩む一番の道しるべなんだろうと。
誰かの元気はその周りにも影響をして、そしてまた少しずつ元気が伝達していく。
数十年かかるかも知れませんが、何れは私にところに返ってくるかもしれませんしね。
今は目の前の人助けを自分の人生の指針として誠心誠意頑張るのみです。
朝日に向かい誓いを強く持つ。

とまぁ今週は夜の出動も多くてヘパリーゼ教の信者でございます。
無茶はしておりませんが人の動きが活発で、以前の自粛ムードはどこへやら。
繋がりとは、そんな思いを巡らせながら現場を歩いていると繋がりを形にしたような鋳造方案が。
入口は1ヵ所ですが、分岐したり下降したり、そしてまた湯が立ち上っていく。
そして人のステンレス鋳物になっていくのです。
写真は冷えて固まって動くことがないですが、私の眼には湯の流れが見えるのです。
本日も良いステンレス鋳物を鋳込んでいきます。