2024.12.01
朝日に照らされる福山城をみて一日の始まりを改めて感じるのです。
福山駅の新幹線ホームから見える景色は「福山城」という珍しいロケーション。
同じ景色ではあるけど、写真で見ると朝日は薄い朱色がとても城に映えているのですね。
福山城も改修工事をしたので白壁が綺麗なだけに朱が映えるのだと想像する。
ということは下地及び基礎となる部分がとても重要であると考える。
特性を生かすにも下地や基礎がしっかりしていないと特性を引き立たせることが出来ない。
基礎がないままで特性をいくら磨いたとて、その成果は満たされないという事である。
最近は教育・共育をよく考えていることが多い、そのためかこうした朝日に照らされる城を見ても教育になぞらえてしまうのです。
基礎を磨くことと今の最新を感じること。
これからの世代が激変する世の中の「教育・共育」に我が地元の福山城をみて考えを巡らせるのです。
変わらないけど激変についていく、なんとも矛盾した思考かも知れないが、それが「今」なのである。
そして新幹線は出発時刻を迎えて江戸に向けて走っていくのです。
時速300キロで景色が流れていくけれど、手前と遠くでは景色の流れが違うのです。
手前は目で追えるような景色でなく、遠くはゆっくりとそれを確認できるスピードです。
新幹線の車内からやたらとスマートフォンから写真を撮る音が聞こえてきます。
案の定、富士山の登場です。分かっちゃいるけど撮らずにはいられないのが富士山です。
これも教育についついなぞらえてしまう。
手前は変化が早すぎて目が追い付いていかない、しかし遠くは景色をしっかりと捉えることが出来る。
この意識を一人の教育の対象として考えてみれば、変化が激しすぎて今を見ることが困難であれば一旦は遠くをみることが有効かと。
成長してほしい過程を経営者として思い描くのです。
そうすることで今の激しい変化をいる目も少し変わるのではないかと思っております。