2024.11.29
最近は本当に異常気象だと肌で感じる。
以前はどこかの地域で発生したことをニュースで聞いているだけだったような気がするが。
しかし今はどうだ、我が町で我が肌でそれを感じているではないか。
寒さは何処へ行ったのやらと呟くこともあれば、首をすくめて現場を歩く時もある。
気象では突然の豪雨が降り、一瞬何の音かと思うのですが、外を見て「そういう事ね」と納得する。
良く使い表現に雨に濡れたアスファルトの匂いというが、まさに写真の時はそうでした。
業者様の展示会に伺って設備の説明を受けている最中の豪雨で、雨に濡れることはなかったのが幸いです。
業者様の展示会を後にして会社に戻る途中でみた虹がとても綺麗でした。
JFEをバックにかかる虹と鉄骨の無骨さがなんとも言えない雰囲気をかもしだしているように。
最近は虹をよく見るなと感じる昼下がりです。
現場を歩き造型された型を見ておりました。
適切に造型されているか、少し厳しい目で確認をします。
写真の中で左上方向にあるアーチ状の部分があると思います。
その部分は平堰といって溶けたステンレスが流れていく湯道になります。
とても重要な部分となります、その理由として湯の流れが最初から最後まである場所だからです。
その部分の砂が適正に造型されていないと砂型が剥がれてしまい素材の表面に穴を作ってしまいます。
いわゆる鋳造欠陥になりかねません。
目で見て確認、指先で触れて確認、凝視して顔を近づけて確認、、、よしっ!綺麗な造型です。
適正に造型された砂型をみて、私の腹筋もこんな風に割れたならと・・・遠くをみるのである。