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鋳物屋365日ブログ　～その２７０～

2024.09.28

実習生の寮生活が始まってさっそく料理をしていました。
フィリピンではとても有名な料理「アドボ」という名前の料理です。
鶏肉をよい感じで味付けした料理で、ご飯が進むタイプのおかずです。
フィリピンの実習生は鶏肉がとても大好きなんです。
私も鶏肉をよく食べるので味覚は一緒のなのだろうか、、と思う時もしばしば。
比較的味付けは濃い目ですからね、油をよく使うので台所の清掃チェックは欠かせません。
就労までには少し時間もありますが、就労前の貴重な時間を過ごしてほしいと思うのです。

さて鋳物のお話し。
金属が金属を食う、そんな表現が合う写真だなと思うのです。
そういう表現を使ってみると不思議と納得がいきます
鋳物が凝固するときには収縮する金属の特性があります。
本来の自分の姿になる時には周りの力が必要なる様なもんです。
その為に「押湯」という役目があります。
写真はドーム型の押湯になりますが、ここまで収縮した姿を見ると「食われている」の方が表現として適していると思いました。
写真に姿は映っておりませんが、このステンレス鋳物はかなりの食いしん坊ということです。
食費が大変(;’∀’)