社長ブログ

鋳物屋365日ブログ ~その248~

2024.09.06

良いステンレス鋳物を作り気持ちを持った者同士で激突することもあります。
お互いがお互いの立場での思いがありますので、時には意見をぶつけ合うこともあります。
ぶつけ合ってぶつけ合って磨いて磨いてその意見は光るのかも知れません。
磨き合っている最中は苦しいもんですが、お互い次第に冷静になっていきます。
相手の意見の真意や狙いを理解出来るようになるまでに少し時間を要することもあるのです。
「そういうことか!」と理解できたときは頭が非常にスッキリとしますね。
最初から良いステンレス鋳物を作りわけですから、同じ方向を向いているのです。


写真のステンレス鋳物はとても美しく綺麗です。
これはグラインダーで仕上げた肌ですが、とても工具を使いこなしていることが良く分かります。
工具を自分の手足のごとく、自由自在に操れることが上質な仕事に繋がります。
道具を粗末に扱ったり、適当な使い方をしていると写真の様な輝きは絶対に出せません。
自分の最善を尽くすとは写真のようなクオリティーを出すのだと改めて思うのです。
しっかりとお客様のご要望にお応えすべく、引き続き良いステンレス鋳物作りに取り組みます。