社長ブログ

鋳物屋365日ブログ ~その195~

2024.07.15

金属を扱う仕事ですので、その扱うものは当然として重量があります。
ずっしり感は実際に手に取ったときによくよく分かります。
力で持ち上げることも出来るのですが、体の負荷を考えて出来る限り良い意味で機械の力に頼るようにします。
写真の押湯は役30㎏ほどありますが、男子ならなんなく持ち上げることが出来ると思います。
トーカンを溶接でひっつけて手で持ちやすくしております
がしかし、これを手で持って取り扱うことは非常に困難です。
腰を痛める原因にもなりかねません。
多少動かすには人の力でいたしますが、トーカンで手持ちを作ったのはホイストで吊るためです。
たとえ30㎏とはいえ、そう長く取りまわすことはできませんからね。
体を守るってことも大切な仕事上の取り組みです。
安全確保を常に常態化する、危険を察知する感覚研ぎ澄ます。
これを達成して安全第一といえるのだ私は思うのです。