社長ブログ

鋳物屋365日ブログ ~その179~

2024.06.29

写真はガウジングにて押湯を切断した切り口を撮ったものです。
ガウジングの切断面はどちらかと言うと荒らしくて筋がくっきり出ている印象が強いです。
しかしガウジングのやり方によっては切断面を滑らかにも出来るのです。
次工程の仕事が形状を出しやすくしているのです。
まぁこれがテクニックというやつですね。
ガウジングの棒にもサイズや形状があります。
福山ステンレスで使用しているガウジング棒の径はφ11です。
他の業者様では、細かったり太かったり、長方形の棒状もあり、使い分けをされております。
道具を使い自分の思った形にすることが良いステンレス鋳物作りに繋がってきます。
各工程のテクニックを繋げて、これからも良いステンレス鋳物作りに取り組みます。