社長ブログ

鋳物屋365日ブログ ~その176~

2024.06.26

被写体には常に動いているもの、時々動いているもの、色が変わるものと様々な形態だ。
動かないものある訳で、写真を撮ることに取り分け興味があるわけでもないがついつい撮影してしまう。
綺麗な景色には本当に魅了され写真を撮ることをつい忘れてしまうこともあるが、たまにはその撮影心が上回る。
被写体にレンズを向けて撮影する。
しかし全てにおいて取りたい場面をカメラに収めることは出来ない。
スマートフォンを素早く操作して「カシャ!」の音を聞いて撮れていると安心する。

特に夜間の撮影は難しい、なぜ難しいかも不明だが自分の撮った写真はどこにもないのである。
あるのは光の線が規則正しく流れている写真。
きっと私の手が流れている光の通りに動いたのだろうと想像する。
原因の見極め。
鋳物も時には思わない状態になる、それをこの写真をみて改めて思うのです。
油断するなかれ、鋳込み後、砂から取り出して工程がある程度進みその姿を確実に見極めるまでは社内良品とは言えないのである。
油断大敵、本日も気を引き締めて良いステンレス鋳物作りに取り組みます。