社長ブログ

鋳物屋365日ブログ ~その136~

2024.05.15

高速を走っていると当たり前の様に分岐があります。
目的地を目指して最適を選択をしてハンドルをきるのです。
目指す目的地に到着をして、それぞれの役目を果たすのです。
選択の難しさは何かと考える。
それは体が一つしかないから、同時に違う道には進むことはできないことにあるのではないかと思うのです。
あの時、もし違う選択をしていたら自分の人生はどうなっていたのか、、、そう考えることもあるかも知れません。
私は自分で選んだ道はいつも最善だと思っております。

さて写真の話し。
鋳物の写真で円柱状の湯道が中央より走り左右に分かれております。
先ほど述べた人の歩みの分岐点なら、どちらかにしか進むことはできません。
しかしながら鋳物は違うのです。
良いステンレス鋳物を作るために自分の流れる体を分けて最良の湯流れを作るのです。
同時に左右に流れることが出来るステンレス鋳物の溶けたお湯に私はなりたい。